2019-05-26から1日間の記事一覧

後悔の哲学

後悔をするときは必ず自分のしたことに対する後悔である。他人がしたことであっても、自分が違う仕方で関われたのではないか、自然がしたことであっても、そうである。 後悔するときは、自分が違う仕方でできたのではないかという仮定が前提となっている。発…

精神的物々交換

村上春樹のいう「精神的物々交換」とは、『騎士団長殺し』でいえば、画家の雨田具彦が書いた「騎士団長殺し」の絵がそうなのである。 「騎士団長殺し」は元々モーツァルトのオペラである。それを画家の雨田具彦が日本画の手法で描いた。登場人物も日本人の設…

村上春樹のインタビューポイント

①精神的物々交換 ②観念 ③身体感覚 ④死と再生 ⑤物語の力 ⑥一人称